修学旅行に行く際、キャリーバックのサイズは大きい方が良いのか、その選び方に悩むことはありませんか?
旅行では荷物が増えがちです。
我が家の高校生も修学旅行を控え、大きめのバックが良いのか、それとも荷物をコンパクトにするために小さめのバックを選ぶべきか、迷っていました。
お土産を入れることを考えれば大きいサイズを選びたいですが、あまりに大きすぎると邪魔になり、目立ってしまうため恥ずかしいと感じることもありますよね。
そこで、修学旅行向けのバッグの適切な大きさや、そのサイズの決め方について調べた結果を、選ぶ際のポイントとともにご紹介します。
修学旅行のキャリーバッグの適切な大きさ
キャリーバッグにはさまざまな大きさがあります。
機内持ち込み用の小さなサイズから、二人分の荷物が入るような大きな海外旅行向けのものまで、選択肢は多岐にわたります。
修学旅行は通常2〜3泊が一般的ですので、機内持ち込みが可能なサイズがお勧めです。
機内持ち込みサイズは、三辺の合計が115cm以内であることが条件で、ネット通販ではSSからSサイズと表示されている商品が多く該当します。
店舗での販売では、1泊2日用や2泊3日用、機内持ち込み可といった表示がされており、選びやすくなっています。
キャリーバッグは大きいほど良いと一般的に考えがちですが、必ずしもそうではありません。
大きいものを選ぶと、荷物を多く入れられますが、その分重くて扱いにくく、不便を感じることもあります。
特に子供にとっては、大きな荷物は持ち運びが大変で、負担になることがあります。
経験豊富な旅行者は、荷物を少なくして効率的にまとめることが多いです。
現在はホテルでもタオルなどが用意されているため、不要な荷物は持参せず、なるべく小さめのバッグを選ぶと良いでしょう。
観光や自由時間には、キャリーバッグをホテルやバスに置いておき、ショルダーバッグやリュックだけで行動することが一般的です。
大きなバッグのデメリットとして、次のような問題があります。
- キャリーバッグを引く際にクラスメートの足を引っかけてしまうことがあります。
- 通行の邪魔になることがあります。
- 積み降ろしに手間がかかります。
- 大きすぎると他人の助けが必要になることもあります。
以上の理由から、コンパクトなサイズが推奨されます。
さらに、体の負担を軽減するために推奨されるのは、四つのローラーが付いたタイプのキャリーバッグです。
二つのローラーのみのバッグでは、斜めに持ち上げて移動する必要があるため、場所を取ってしまいがちです。
一方で、四つのローラーが付いており、取っ手の長さが調整可能なタイプは、体の横でスムーズに移動できるため、非常に運びやすくなっています。
さらにお勧めするのは、プラスチック製の箱型ではなく、リュック型で引くことも背負うこともできるタイプです。
特に、駅内のエスカレーターや階段が多い場所では、このタイプのバッグを背負うことで、持ち運びが楽になります。
また、人ごみで押された際にも、両手を自由に使えるため、より安全性が高まります。
荷物が多くなりがちで、大きめのバッグを選ぶ必要がある場合でも、リュック型なら移動が格段に楽になります。
通常のキャリーケースを選ぶ場合には、軽量で、持ち上げやすい取っ手が付いているタイプが最適です。
キャリーバッグのサイズの選び方
バッグのサイズ選びには悩みがつきものです。
まずは、持って行く予定のアイテムを用意し、それを基にバッグの大きさを決定すると良いでしょう。
荷物の量がある程度決まったら、どのサイズのバッグが適切かを確認してみてください。
ここで、詳しい確認方法をご紹介します。
キャリーバッグを実際に試してみよう
希望するバッグの大きさが決まっている場合は、そのサイズに合わせた段ボールを用意しましょう。
自宅になければ、スーパーなどで段ボールを入手すると便利です。
適切なサイズがない場合は、加工して調整してください。
準備した段ボールに実際に荷物を詰めてみて、スペースが余るならもう少し小さいバッグでも大丈夫ですし、入らない場合は荷物を減らすかバッグを大きくする必要があります。
段ボールの準備が面倒な場合は、ひもで大きさを測ってその範囲内に荷物を収めるなど、工夫してみましょう。
キャリーバッグを選ぶポイント
実際にお店でバッグを持って移動してみることも重要です。
持ってみた際のポイントは以下の通りです。
- 重さ
- 持ちやすさ
- 動かしやすさ
- 転がす音
実際に移動してみて、「持って歩ける重さか」「邪魔にならないか」「どれくらい音がするか」などを確認しましょう。
見た目だけでなく、持ってみたときの感触も大切です。
特に床が滑りやすい店内では音の確認がしやすいですが、アスファルト等での音も考慮するとより良い選択ができます。
デザインも大事ですが、使い勝手の悪いバッグは長く愛用しにくいので、実用性を重視して選ぶことが大切です。
まとめ
修学旅行に適したキャリーバッグの選び方や、大きさ以外のポイントを調べました。
デザインに目が行きがちですが、機能性や使いやすさなどのいいものを選ぶのがポイントです。
大きさはできるだけ小さめを選び、荷物はコンパクトにまとめることが重要です。
帰りにはお土産で荷物が増えることを考慮し、少し余裕を持たせるのも一案ですが、軽量化を心がけると体への負担も減ります。
楽しい修学旅行を迎えるためにも、キャリーケース選びを楽しんでください。