職場で、同じ相手に何度も連絡しなければならない状況になることがよくあります。
連絡をする際、度々のお詫びを添えるのは一般的ですが、これが頻繁になると困りませんか？
使いがちなのが「何度もメールしてすみません」です。
そんな時には、「度々のお詫び」のような丁寧な表現を工夫してみるといいでしょう。
例えば、「何度もメールしてすみません」は、
「度々のメール申し訳ございません」「度々のメール失礼いたします」と変えられます。
この記事では、「何度もメールしてすみません」のビジネスメールでの使用方法をご紹介します。
「何度もメールしてすみません」をビジネスとして使う場合
「何度もメールしてすみません」は日常的によく使われるフレーズです。
もっと親密な関係では、「何回も送信してごめんね」ということもありますね。
「何度もメールしてすみません」は、適度な距離感を保ちつつも礼儀正しい表現なのですが、ビジネスの場ではこのフレーズだと少しカジュアルな印象を与えてしまいます。
社内の同僚に対しては適切でも、クライアントや上司、目上の人には適さないこともあります。
「何度もメールしてすみません」をビジネスマナーとしては、代わりに
「度々のメール申し訳ございません」
「度々のメール失礼いたします」
「頻繁なご連絡失礼いたします」
を使うと良いですね。
例えば、
「何度もメールしてすみません。この案件につきまして、再度ご連絡いたします。」
を
「度々のメール失礼いたします。この案件につきまして、再度ご連絡いたします。」
「何度もメールしてすみません。○○に関して、再確認させていただけますか。」
を
「頻繁なご連絡失礼いたします。○○に関して、再確認させていただけますか。」
と言うと「何度もメールしてすみません。」と言う気持ちがビジネス上でも違和感なく伝わります。
これらは相手への敬意と丁寧さを示す表現です。
この表現は、メールに限らず電話での使用にも適しています。
「何度もすみません」の言い換え
職場で頻繁に連絡を取る必要がある場面は数多くあります。
「何度もすみません」と言いたい時に敬意を示すとともに申し訳ない気持ちを表現する方法を紹介します。
1つ目のフレーズは、「重ね重ねお詫び申し上げます」です。
これは自身のミスで何度も連絡する際に役立ちます。
「幾度にもわたりお詫び申し上げます」という表現もありますが、
これは大きな謝罪の際に限定して使います。
2つ目は、「度重なるご連絡で申し訳ありません」というフレーズです。
これはメールのやり取りが多くなった際に使えます。
似た表現に、「頻繁なご連絡失礼いたします」もあります。
3つ目は、「度々のご連絡で失礼いたします」「「何度も失礼いたします」」という表現です。
これは少し柔らかい敬語を使った表現です。
注意喚起のために同じ内容を再度伝える際などに使えます。
まとめ
仕事で他人に迷惑をかけたり、変更連絡の後に再度変更が生じたりすることはあります。
プライベートなら妥協してしまう状況でも、ビジネスでは度々連絡することが必要になることがあります。
忙しい相手に対する配慮を示すフレーズは重要です。
「何度もメールしてすみません」はビジネスメールではややカジュアルな印象を与えることがあります。
「度々失礼します」「度々申し訳ございません」といった表現のほうが適しています。
「重ね重ねお詫び申し上げます」「度重なるご連絡で申し訳ありません」といったより敬語を使った表現もあります。
「度々のご連絡で失礼いたします」という少し柔らかい表現も適していますね。
日常の業務で、これらの様々なフレーズを活用してみてください。
慣れてくればスムーズに使いこなせますよ。
